2018年12月12日水曜日

第103回編集会議(2018年12月12日)

開催日時:2018年12月12日(水)
開催場所:岩本町事務所

(1)宮村師メッセージ

わたしは、忠実な兄弟と認めているシルワノによって、あなたがたにこのように短く手紙を書き、勧告をし、これこそ神のまことの恵みであることを証ししました。この恵みにしっかり踏みとどまりなさい。(1ペテロ5:12、新共同訳)

ペテロがこの手紙を書いた意図(目的)を示している箇所。聖書の中でも、普通の文章でも、著者が書いた意図について触れるのは、出てきそうで出てこないこと。著者がはっきりと意図を書いている場合は、その著者の意図に従って読んでいくことが、まずすべき読み方。

「勧めをする」とあるが、普通の言葉でいえば、説教をすること。この手紙は書き手からいえば説教。この手紙が説教であれば、その内容から初代教会のレベルの高さを感じる。

ペテロは、説教(メッセージ)そのものが神の真の恵みであると表現した。クリスチャントゥデイは何をしていくのか。「神の真の恵み」を証ししていく。

「主よ。地はあなたの恵みに満ちています」(詩編119:64)は、聖書全体が何であるかを表している大切な言葉だと思っている。主なる神様は良いお方であって、天、地、すべてはその恵みで満ちていると。

「恵みに満ちている」と確信しながら、どんな悲惨な中でも、どんな小さなことでも、神の恵みを証ししていくということが、私の理解する限り、クリスチャントゥデイが目指そうとしていることである。

本文ではさらに「この恵みにしっかり留まりなさい」とある。恵みを伝えるだけではなく、恵みに留まりなさい。つまり、それができていない、神の恵みを無駄にしている現実があると言っている。

神の恵みの故にどんな現実も、悲惨も堪えていくことができる。またそれが無駄にされていることに対する改革の思いも持っていく。ただ報道するのではなく、その報道する記事によって、人々が変えられていく。それを今後の大きな方針として考えている。

(2)前回議事録確認
(3)アクセス報告
(4)論説主幹としての役割について(宮村)
(5)取材スケジュール確認
(6)クリスマス関係の寄稿
(7)新年の企画