2021年11月11日木曜日

第126回編集会議(2021年11月11日)

開催日時:2021年11月11日(木)
開催場所:岩本町事務所

(1)聖書メッセージ(井手北斗編集長、本文:1列王記19:19〜21)

メッセージを準備しながら、自分の年齢について考えた。クリスチャントゥデイで働き出したときにはまだ20代だった。どこに取材に行ってもその場で一番若いのが自分だった。しかし、最近はそうでもなくなってきた。キリスト教界の牧師や働き人を見ても、自分より若い世代が活躍している。

そのようなことを考えながら、もし今クリスチャントゥデイに新しい人が加わるとしたら、と考えた。年配の人が中途で来ることもあるが、例えば20代の人が入ってきたら、彼らのために何ができるかを考えた。

本文はエリシャの召しについて書いてある。どのようにエリシャがエリヤに出会うようになったか。ここが、私たちの一つの指針になるのではないか。

本文を見ると、エリシャに出会う前に、エリヤはカルメル山でバアルの預言者と戦う。イスラエルの民をバアルの預言者たちが惑わしていた。その預言者たちに、本当の神はどちらかと、エリヤが民を前に勝負した。バアルの預言者たちが何をしても、いけにえに火はつかなかった。しかし、エリヤのいけにえは、水もかけておいて普通では火がつかない状態だったにもかかわらず、天からの火がこれを焼き尽くした。民の前に神の存在が明らかになった。区別がつかない状態から、はっきりと区別がつく状態になった。

正しいのはエリヤだと誰の目にも明らかになったが、ここでイゼベルに逆恨みされてしまう。そこでエリヤは逃げることになる。自分の死を願うほど、絶望が彼を襲った。彼のそばには誰もいない。そこで、神様と出会うようになる。ホレブの山に着き、大きな嵐、地震などの天変地異が起きたが、そこに神様はおられなかった。しかし、かすかな細い声の中に、主の声を聞いた。エリヤは神様から、イスラエルの新しい王を任命しなさいとの言葉をもらう。そして、自分に変わる新しい預言者も神様が選んでくれていた。自分の将来に希望が持てなかったエリヤに、すでに次の世代を用意しているのだと希望を与えられた。

クリスチャントゥデイを偽物だという人がいる。その人に対して、私たちは本物だと戦っている。当然ながら、時がたつほど私たちが本物であることがますます明らかになっていくことになるが、だからといって、すぐに状況が変わるわけではない。私たちは、この時のエリヤと同じように気落ちするのではなく、ここから教えられたい。神様は、勝利の後に必ず、新たな展開を用意してくださっている。その確かな希望を聖書の言葉から得ることができる。神様には必ずご計画がある。

年表を調べると、エリヤがエリシャを呼んでから約23年間、弟子として育てたという計算になる。ちょうど私たちに当てはめれば、今頃から20代の若い人と一緒に仕事をすれば、私たちは60代に、新しい人は40代になる。

現状はスタッフも多くなく、孤独な感じもするが、実はそうではない。神様が必ず人を備え、育ててくださる。神様を信じ、神の国とその義を私たちが第一に求めて進んでいけば、神様は必ず与えてくださる。その信仰をもって働きを続ける私たちになることを願う。

(2)前回議事録の確認
(3)先月までの振り返り
(4)クリスマス・年末年始の記事について