2017年4月1日土曜日

感謝、そしてこれから―論説主幹就任あいさつ 宮村武夫

2014年4月から、クリスチャントゥデイ編集長としての3年間の働きは、ひと言で言えば、まさに感謝です。

25年沖縄にいたので、クリスチャントゥデイと統一協会の関係を繰り返し主張する報道機関があるなど、私は何も知らなかったのです。ですから、クリスチャントゥデイに対する私の決断、実行をある方々が訝ったのもそれなりに理解できます。

しかし私自身は、2009年12月に脳梗塞を発症した前後から、インターネットを私なりに活用していたこともあって、クリスチャントゥデイの働きを実際に始めた直後から、エステル4章10節の「この時のため」が、強く心に迫り、自分が受けてきた教育と牧師・神学教師として経験してきた全てのことは、クリスチャントゥデイ編集長として働く「この時のため」とはっきり受け止めてきました。

苦悩と喜びが両立する3年間の歩みを、私なりに総括していくことは、単に私の個人的な必要ばかりでない。クリスチャントゥデイをめぐる、それぞれの対応をなさる方々にとっても、直接間接に関わる公同性のある事柄ではないかと理解しています。総括の方法として、以下の手掛かりや資料の活用を考えています。
  1. この3年、クリスチャントゥデイの編集会議で学んできた、聖書の学びの全体的再考。
  2. この3年、クリスチャントゥデイで私が書いてきた記事の総観と分類を中心に吟味。
何よりもうれしいのは、4月からの展開です。

この3年間、与えられた機会・役割の尊さを心から感謝し、共に働く「僕仲間」(黙示録22:9)との共労を深く喜んできました。

同時に、その恵みの機会に十分応答できない、欠如を実感してきました。

そうした私たちの実情からの求めに答えて、主は4月から、次期編集長として最善の方を備えてくださいました。編集者として実務の経験を積んできた50代、そうです、雜賀信行兄です。

私はと言えば、記者を中心とする編集部門とは別に、新たに論説委員を加え、論説部門の充実を目指したく願っています。今、さらに聖書の読みを深め、広めて、報道記事の根底となる言論の充実を担う人材が集結する体制を目指したいのです。編集部門と論説部門の美しい融合へ向けての一歩一歩です。

2017年4月1日
クリスチャントゥデイ論説主幹
宮村武夫